鵜様道中についてUsama doucyu
国指定重要無形民俗文化財「気多の鵜祭(うまつり)の習俗」。
鵜様道中の順路
■■■12月12日■■■
①鵜捕部当番宅出発(2月2日未明)→②御門主比古神社参拝→③宮塚・鵜田方向へ参拝→④川尻→⑤鵜浦→⑥三室→⑦大田→⑧矢田新→⑨七尾市内巡回
→⑩春成酒造店で御幣の切り替え・昼食→⑪七尾市内巡回→⑫さたみや旅館宿泊
■■■12月13日■■■
⑬七尾市内巡回→⑭藤橋踏切経由所口→⑮気多本宮神社で神事・昼食→⑯藤野より国道(東街道)→⑰八幡→⑱下町より旧道→⑲中能登町久乃木→⑳二宮→㉑良川(西村ストアー前)→㉒七尾線良川踏切経由安養寺前(西街道) →㉓白比古神社参拝→㉔良川鵜家宿泊
■■■12月14日■■■
㉕西馬場 鵜埋塚参拜→㉖金丸宿那彦神像石神社で神事・昼食
(金丸の梶井家)→㉗金丸の正部谷の鵜休み石→㉘羽咋市鹿島路町→㉙千路駅前経由旧越路野小学校前→㉚柳田・寺家前経由気多大社正門 気多大社到着(12月14日夕方)
鵜様道中の宿
■■■一泊目・・・12月12日■■■
大昔は七尾市の本宮神社(能登生國玉比古神社)であった。
その後、七尾市旅館組合が引き受け、えびす屋→大津屋を経て、現在は「さたみや旅館」である。
■■■二泊目・・・12月13日■■■
大昔は良川の宮「白比古神社」泊であった。(白比古神社には大国主命の息子神が祀られている。)
現在は鵜家総本家である。いつの頃からか記録が見つからず定かではないが、ある年、吹雪で前が見えないほどで鵜様道中が難儀されていた時、向岸にたった一軒、灯りのついた家があり「今晩はあの家に泊めてもらおう」と言って訪ねて来られたのが「鵜家」であった。