生きた鵜とのふれあい活動EVENT 01
木曽川の鵜飼観光大使が飼っている海鵜と川鵜をつれてきて、アユをのみ込む実演を披露し、鵜の習性を語ってくれます。
卵からフ化させ育てた鵜であるため人と親和性があり羽根をさわってもイカクせず飛んでいくなどせず水あびを楽しむ様子が見られます。
鵜かご体験EVENT 02
鵜捕部手製の鵜かごをもらい受け常時展示してあり鵜かごを背負ってみることができます。
鵜かご約5キロ鵜様3~4キロ。「ウットリベー、ウットリベー」と連呼しながら約40キロの道中を2泊3日で運ばれる苦労を体験できます。
実際の鵜様道中は雨風・雪の日もありかごの中の鵜様は右へ左へと動かれ重心が定まらず大変難儀されます。途中鵜様が亡くなられた年もあり鵜埋塚があります。当番の鵜捕部は自分達の当番の時に鵜様に何かあったら大変と真剣で気の休まる時がない様子です。
謡曲「鵜祭」EVENT 03
毎謡曲「鵜祭」は室町時代に能の金春流の曲として作られ、平成23年には国立能楽堂で特別講演として「実盛」・「安宅」とともに上演されました。
加賀藩では能は宝生流が伝承されているため、謡曲「鵜祭」は演能される機会がなく幻の曲となっていたが、昭和39年頃宝生流能楽師が「鵜様」をシテに見立てて創作して演じ、その後宝生流では加賀や能登でこの謡曲の伝承に力を入れています。
鵜様道中の宿では、「鵜様」の無事到着を願って能登宝生流の一派「謡宝会」が鵜様到着の寸前に謡曲「鵜祭」を演ずるようになりました。